2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今日はIOLの縫い付け手術などが行われました。縫い付けにはいくつもの方法があり、眼科医にとって腕の競いどころとなっています。縫い付けの原因は水晶体全摘出の後や、最初のIOLがずれてきたことなどです。IOLがずれる際、入っている嚢がはずれている場合と…
はじめまして。 今年の4月から坪井眼科の常勤医となった福永と申します。 時々このブログに参加させていただくことになりましたのでよろしくお願い申し上げます。初回はレーシックについて述べてみたいと思います。 レーシックの術前検査では近視度数の測定…
今日はLASIKを数件とともに、ひさしぶりにPTKを行いました。表層性角膜混濁に白内障を伴った症例です。角膜混濁の原因としては、顆粒状変性、帯状変性、格子状変性などありますが、いずれも、表層の混濁が広がると視力低下を伴ってきます。高齢者ではさらに…
今日の白内障手術症例の中に、先週てこづった方がおられました。ハルナール内服でIFIS(intraoperative floppy iris syndrome)があっただけでなく、術中の体動が酷かったのです。IFISでは点眼麻酔が効きにくいのか、こんなことも多いです。そこで、今回は、…
今日はお昼から白内障手術を行いました。そのうちの一例で、後水晶体円錐(posterior lenticonus)を認めました。40代以下の若い世代の白内障で時々みかけます。年に2〜3例といったところでしょうか。水晶体が硝子体と接する中央部分が濁り、嚢が後ろにや…
今日23日はドッグランの会がありました。シェパードやラブラドールに混じって、われらがはるちゃんも参加!親子椅子取りゲームで見事優勝しました。 お母さんと一緒に回ります。 音楽が止るとお母さんは椅子へ。 この時、お座りができなければ失格です。 …
角膜内皮とは黒目の表面の膜の内側にある細胞のことで、これが少なくなると角膜が濁る原因になります。これを水胞性角膜症といいます。内眼手術により内皮細胞数が減少することがあり、そうなると手術が原因で角膜が濁ることになり、手術前にそんな可能性が…
毎週金曜日の午後は、次週に予定されている手術の検討会を行っています。 メンバーは院長、F先生、看護師長、検査スタッフ、診察介助スタッフとOPE室関係者の私です。検討会で決まったことや連絡事項などを次週のOPEまでにスタッフが院内に配信しています。…
私は、手術室やLASIKなどを担当しています坪井眼科看護師のK.Aと申します。 時折、「坪井眼科ニュース」に登場させてもらうことになりました。ブログ初心者ですが、どうぞ宜しくお願い致します。 今週3日間の白内障手術を終え、OPEなし日を迎えた手術室では…
白内障手術でした。合計で65例(眼)を数えました・・・。これだけの数の中には、核の硬いのや真白なのや、浅前房などあたりまえです。一番厄介なのは、小瞳孔、チン氏帯脆弱、硬い核が重なった症例で、ECCEでも手こずるタイプになります。最近の超音波手…
今日も白内障手術の日でした。一つのお部屋で、清潔の看護師さんがトレーニングに入っていましたが、時間どおりに無事終了いたしました。さて、昨日の手術症例の中で、久し振りに脈絡膜出血=駆逐性出血(疑い)を経験いたしました。何事もなくIOL挿入したあ…
今日は通常ならば特殊手術の日ですが、予定を変更して白内障手術を行いました。というのも、年末、年始に休みが入るため、予約をなかなかこなせないからです。白内障手術はどの施設でも予約制ですが、待機期間は長いところで1年になることもあります。しか…
先週末、東京に出張いたしました折に、某レーシックセンターを見学させていただきました。その施設では、2種類のエキシマレーザー装置を使用しており、その違いについて興味深いお話を伺いました。そのうちの一種類は坪井眼科でも使用している、AMO社のVISX…
今日はLASIKを中心に手術が行われました。うちの一例に、数年前に(他施設で)行われたLASIKの追加矯正があり、OCTで確認したフラップ厚が200マイクロと厚めだったので、ひさしぶりにLASEKを行いました。この方法は今なお現役です。昨日ご紹介したホロヴ…
今日は白内障手術が行われました。当院の福永医師にも何例か担当していただきました。昨日の記事で、ソブリンの吸引圧が280mmHgとあるのは、普段の設定ではありません。この点、誤解のなきように。チップの太さ20Gでは、ソブリンでも吸引圧(最大)3…
今日は午後から白内障手術を21件行いました。ちょっと能率が悪いかな?と思い、器械(ソブリン)を見ると、吸引圧260mmHgとなっており、先週まで試用させていただいていた、ボシュロム社のステラリスよりも低いことに気づきました。ステラリスは3…
坪井眼科院長、坪井俊児の友人で眼科医のEye-Surgeonさんが最近ブログを閉鎖したので、眼科の先生方や業界の諸氏に「どうなってる?」とお言葉をいただくことが多くなりました。そこで、私、坪井俊児が直接記事を書くというスタイルで、「坪井眼科ニュース」…