ソブリンの設定値

今日は白内障手術が行われました。当院の福永医師にも何例か担当していただきました。

昨日の記事で、ソブリンの吸引圧が280mmHgとあるのは、普段の設定ではありません。この点、誤解のなきように。

チップの太さ20Gでは、ソブリンでも吸引圧(最大)350mmHg、流量35mlに設定しています。ステラリスと比較しますと、核破砕効率はあまり差がありません。前房安定感はステラリスが上、核の食いつきはソブリンが上です。吸引圧か流量かどちらをコントロールするかの差がそのまま出ていると思います。

夕方、ホロヴィッツ大全集が届きました。RCAとCBSに録音したすべての音源をまとめたもので、EMIとDGが抜けていますので、本当の全録音ではありません。マニアならば、すでに持っている音源も多いことでしょう。しかし、今回の企画は、LP発売時の組み合わせ、装丁を再現したもので、ホロヴィッツとプロデューサーがミュージックした精神が伝わるようになっています。これは素晴らしい!うれしいことに、今回が初発売となる音源もCD4枚分あります。

解説書によりますと、ホロヴィッツはほぼ10年単位で録音契約を破棄してきました。EMI〜RCACBSRCA〜DG〜ソニーと変遷しています。最後のソニーへは、亡くなる直前にたった一枚だけ録音されました。

演奏とともにホロヴィッツの生涯をたどる・・・。これほどの楽しみはめったにありません。



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