今年のお年玉

お正月も成人の日の3連休が明けて、今日からやっと本格的に始動いたしました。

今年は健康に気をつけて、患者さんや職員の皆様にご迷惑をかけることなく、一年を終えられるよう、神様にお願いいたしました。

この3連休は年末に衝動買い(!)したスピーカーの組み立て、設定に時間をとられました。

このスピーカーは米国産のウィルソンオーディオ システム7(Wilson Audio System 7)というもので、新品ではありません。2000年代の初めごろまで作られていた、ハイエンドスピーカーです。

15年くらい前に学会でアメリカへ行った時、地域のディーラーで聴かせていただき、「すごいなあ」と感心して以来、いつかは手に入れたいと思っていたのでした。しかし、そうこうするうちに廃版となってしまっていました。ひょんなことから、昨年末、非常に状態の良い個体が見つかり、さっそく譲っていただきました。

ついでに、CD再生用の他の面子は、プレーヤーがdcs唯一の一体型「プッチーニ」、プリアンプがマークレビンソンの380SL、パワーが同じく23.5Lで、すべて黒一色で統一されています。

前の写真で後ろに写っているのは、大きい方がタンノイオートグラフというスピーカーで、LPの再生用に使っています。小さい方は今までCD用に使っていた、ディナウディオ コンター3.0です。

コンターに比べると、ウィルソンは、まるで子供と大人くらいに違います。能率も高いし、周波数は上へも下へもずっと伸びており、特筆すべきは空間的表現力であり、まるで演奏者がそこで演奏しているような錯覚があります。

これは、本当に良いお年玉でした!