入院

先々週および先週の2週間、外来(および手術)をお休みさせていただきました。実は4月の第二週もお休みいたしておりました。

理由は「胆石症」。若いころから時々腹痛に襲われました。しかし、1〜2日で収まることが多かったので、今の歳までそのままで来てしまいました。

ところが、昨年の秋ごろより、腹痛が持続するようになり、今年の4月には黄疸が出るありさま。近くの病院で精査を受けたところ、「総胆管および胆嚢結石症」とのことで、まず、内視鏡による乳頭切開(総胆管の出口のところで組織を部分切開、EST)を受けました。

この後、「早急に胆嚢摘出が必要です」との内科の先生のお勧めを半ば無視する形で仕事を続けておりました。しかし、2週間前の週末、どうにも腹痛が止まらず、週明けと同時に入院、手術に至りました。

わがままな患者の手術を引き受けてくださった、日生病院消化器外科の先生方には厚く御礼申し上げます。

腹腔鏡による胆嚢摘出手術も無事終了し、今こうして仕事に復帰することができました。

手術前、5日間も飲まず食わずの状態でしたが、術後一日目より食事が再開できました。好きな物を食べられるというのは、すごい幸せなことですよね。前回のH看護師の記事によりますと、周りにも迷惑をかけていたようで、反省しております。典型的な「医者の不養生」です。

しかし、結果よければすべて良し!これからは、以前にも増して、恩返しをしなければと思っています。

今週末は日本白内障・屈折手術学会に参加し、来週より本格的に手術を再開いたします・・・。


ST