入院したのが水曜日の晩、退院が翌週の金曜ですから、9泊10日ということになります。
腹腔鏡的胆嚢摘出は全身負担が軽いので、日帰りで行っているところもあると聞きます。一般的には4〜7日の入院期間のようです。
しかし、今回は、手術前の疼痛がひどく、月曜から食事ものどを通らなかったので、「なるべく早く入院したい」と思いました。点滴や鎮痛薬の投与をしてほしかったからです。
手術前日、麻酔の先生に「先生、すごくタキってるね!」と言われました。痛みと発熱のせいで脈が早くなっていたのです。
手術は全身麻酔で行われます。どんなに短くとも半日はベッドに束縛されます。持続点滴、導尿が行われております。とても自宅へ帰る気にはなりません。
術前にあった腹痛は術後なくなりましたが、創の疼痛は少なからずあります。術後三日目、ドレーンを抜いたころから少しずつましになりました。
ということで、少なくとも前一日、後ろ3日の入院は必要と思います。それより長く入院すればより楽になります。
ただし、入院生活は「快適」とまでは行きません。都市ホテルに長期滞在するのとは訳が違います。
まず、四六時中監視されており、自由がないこと。まあ、病人だから当然とはいえ、プライバシーがない状態はちょっと厭でしたね。
それと、お食事が淡泊で単調なこと。減った体重を回復することは、入院中は不可能でした。
朝6時起床、夜9時消灯というのも、夜型人間にはつらかったです。ちょうど、日本vsカメルーン戦がありましたが、もちろん観ることはできませんでした。
入院でありがたかったのは、疼痛対策、輸液、創の管理でしょうか。逆に、これらがない眼科手術の場合、やはり日帰りのほうがよいのではと、再確認した次第です。
ST