カスタム レーシック

今日はお昼からLASIKが行われました。5例9眼でした。全例ともウェーブフロント レーシック、つまり、カスタム照射でした。

当院で使っていますVISX Star S4 IRは最新鋭の機械といえば聞こえが良いのですが、実際のところ、導入された10年前から本体は変わっておりません。何度もバージョンアップを繰り返した結果、ハード、ソフトとも時代にキャッチアップしてきたのです。

とはいえ、最初期の方法=一括照射も可能です。しかし、ウェーブフロントに比べ、度数あたりの切除量が少ないメリットはあるものの、作られるレンズの精度が劣るからか、収差が増える、あるいは、視力が安定しにくいというデメリットがあります。

ということで、現在はほとんど全例、ウェーブフロント照射で行っているのです。

ウェーブフロントLASIKが行えない場合、従来の照射法によるLASIKをするのではなく、ICLなどの有水晶体眼内レンズのほうがよいと思います。


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