最近、近視矯正手術のLASIKではなく、ICL(有水晶体眼内レンズ)を希望してこられる患者さんがおられます。ICLはLASIKのように角膜を削ることなく、眼内に入れるレンズですので、手技としては白内障手術と似ており、白内障手術の経験と一定の教育を受けたら取り入れることができます。
エキシマレーザーやフェムトレーザーといった大がかりで高価な装置は要りません。
それだったらLASIKは必要ないのかといえば、そうではありません。中等度以下の近視(-6D以内)で、術後に角膜厚が450μ確保されるといった、よい適応条件を満たせば、LASIKはいくつかの点でICLよりも優れているからです。
いくつかの点とは、効果、安全性、副作用、費用などを含みます。
ただし、ICLは最近中央に孔があいた、hole ICLに改良され、白内障や緑内障の危険性が軽減されています。以前ほどは副作用を気にすることなく、使えるようになりました。
当院では上記適応条件をはずれた場合、積極的にICLをお勧めしています。
LASIKもICLも完全自費診療で、初診から健康保険が使えませんのでご注意ください。
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