マキュエイド

昨日、黄斑前膜の硝子体手術の際、最近発売された硝子体可視化剤「マキュエイド(わかもと製薬)」を初めて使いました。

これを用いると、網膜前における硝子体の有無がよく分かるようになります。透明硝子体の症例では必須のツールと思われます。黄斑前膜のみならず、DMやBRVOの浮腫、黄斑円孔、高度近視など、対象症例は多いです。

本来、可視化ということが目的で、手術終了時には吸引することとなっていますが、もちろん、ステロイドとしての効果も期待できるでしょう。ただ、余り残しすぎると、眼圧上昇などの合併症が予想されます。

マキュエイドにより、硝子体手術の適応がますます広がってくることでしょう。


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