硝子体注射の増加

今週も白内障手術をはじめ、網膜剥離の緊急手術など多くの手術を行いました。
手術とは少し違うのですが、最近特に増加傾向にあるのは抗VEGF薬の硝子体注射です。
加齢黄斑変性症の治療に用いられていた抗VEGF薬ラニビズマブ(ルセンティス)が、「静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫」、ならびに「病的近視における脈絡膜新生血管」にも適応拡大されて(8月の当ブログ参照)、適応件数がどんどん増加しています。
この薬は硝子体内に注射しますので、万一の感染を予防するために手術室で目を消毒してから行っています。
そんな訳で、ますます手術室は一杯になっていますが、スタッフの方々の頑張りのおかげで本日も全例をスムーズに終えることが出来ました。
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