臨床眼科学会が始まりました

本日より日本臨床眼科学会が始まりました。(学会ホームページ http://64ringan.jtbcom.co.jp/

今回、当院からは院長のLASIKについての講演(11/9の坪井眼科ニュースを参照)に加えて、LASIKで用いるマイクロケラトームについてのポスター展示を行いました。
内容は、近年開発された新しいマイクロケラトーム(SBK)と、以前から広く使用されているマイクロケラトーム(M2)との新旧2種類の比較です。SBKではM2よりも薄い角膜フラップが作製できるので、角膜残存ベッド厚の点でM2よりも有利であることが確認できました。軽度近視で角膜厚にも余裕のあるような症例では、両者のLASIK術後成績にほとんど差がありませんので、SBKとM2のどちらを用いても良いと思います。LASIKで角膜切除量の多い中等度〜高度近視では、これからもSBKをスタンダードに使用する予定です。
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