手術実績

今日も白内障手術が行われました。明後日が祝日ですので明日の手術はなく、今週は今日で手術が終了です。

当院における昨年(2009年)一年の手術実績がHPで公開されました。数年前、硝子体手術など一部の手術について、年間の件数により保険点数を加減するということが行われた際、件数をHPなどで公表することが義務付けられました。

この制度は現在廃止されておりますが、当院では以来、自主的に手術件数を公表することにしています。

一昨年に比べ総件数はそれほど変化ありませんが、LASIKが減り白内障手術が増えました。うち、多焦点IOL移植は70件あまりと、さほど変化はありませんでした。

多焦点IOLは評価療養ですので、そのうち保険適応になるかもしれません。それまでは、高額の自己負担が発生しますので、それほど件数は増えないと思われます。

硝子体手術とバックリング手術を合わせて41件と、お恥ずかしい限りの件数です。竹内先生のところほどではなくても、せめて年間100件くらいはこなしたいところですね。2009年末より無縫合の23Gで行っておりますが、手術操作が簡単というだけでなく、術後もとてもきれいので、もう元の20Gには戻りたくない心境です。これだったらもっと件数を増やしてもよいような気がしています。

翼状片手術が20件と激増(!)しているのは、昨年から加わっていただいた福永先生のおかげです。LRIの単独手術も同じです。

眼瞼手術73件のほとんどは、とある大学に勤務されている専門の先生に担当していただいています。

4月の保険改定の内容がまもなく発表されます。民主党に政権が代わったこともあって、いろいろとその内容が取沙汰されてまいりました。これまでと同様、質の高い眼科医療が提供できるだけの中身であることを望んでいます。


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