私たち日本人にとって予期せぬ悪い出来事とは自然災害だと思っていました。
地震、台風、大雨などです。中でも、地震は予告無しに突然起こるので、国も
自治体も町内会も個人も熱心に防災に取り組んでいます。
2022年2月に始まったウクライナとロシアの戦争は二国間の紛争に終わらず
世界中の国、人々に大きな影響を及ぼしています。テレビでは朝から晩まで
恐ろしい映像と共にこのニュースを伝えています。それでも初めは、どこか
他人事のように思っていました。
しかし、スウエーデンに暮らす次男とお嫁さんから「日本の防災グッズを送って!」
と電話がかかってきました。スウエーデンは自然災害にはあまり縁が無いので
まず、何を準備したらいいか?そして、日本にしか売っていない防災グッズを
送ってほしいと。スウエーデンでは、キャンプ用品の店に人々が殺到して品物が
売り切れているとのこと。
戦争と災害は違うけれど、基本的には水、食糧、寝る場所、トイレの確保は同じと
考えます。日本から、非常用トイレ、頭につける懐中電気、体拭きシート
水の要らないシャンプー、ポンプ式簡易ベッド等を送りました。
息子達は、水や自家発電機、赤ちゃんのおむつなどを買い揃えたそうです。
そして、息子達の住むアパートには何と!シェルターが隣にあって
昨年からシェルター内部の改装をして最新式シェルターになっていたそうです!
このアパートは昔の冷戦時代に建った建物で、核戦争も想定して作られたとか。
「へ〜すごいね!そんなんがあるならちょっと安心やん...」と言いつつ
そこまで考えないといけないって、ほんとに恐すぎ...と背筋が寒くなりました。
(ちなみにスイスのアパートには全てシェルターがあるそうです)
昨日のブログにもありますが、この戦争のために様々な物が不足、供給停止、値上がりと、間接的に私達も被害を被っています。戦争をする理由はわかりませんが
他の人々にこのような迷惑をかけてまでする理由などどこにも無いし、許される
ことではないと思います。
とは言え、まだ穏やかな日々を送れていることに感謝です。
Y.T