化学眼外傷

先日、当院としてはやや珍しいのですが、化学眼外傷の患者さんが来院されました。
化学眼外傷とは、何らかの化学物質が目に入ってしまって引き起こされる目の障害です。
特に、アルカリ性の物質は角膜に浸透しやすく危険なことが知られています。
万が一、このようなものが目に入ってしまった場合には、すぐに10分間以上水道水で目を開けたまま洗い流すことが推奨されています。
水道水を目に入れることは通常ではお勧めしませんが、このような緊急時においては、眼科を受診して処置を受けるまでの時間に目の障害が進行してしまいますので、一刻も早く洗い流してから受診することが必要です。
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