今週で予定手術が終了

今年も実質、あと2週間になりました。当院の最終診察は27日(金)の午前です。予定手術は今週で終了です。

昨日は眼内レンズの強膜内固定を1例、硝子体手術を1例行いました。強膜内固定は先週に引き続きで、月に1〜2件はあります。それだけ、水晶体脱臼や眼内レンズ脱臼が多いということです。

強膜内固定は5月以降10例以上手がけたことになり、ようやく安定してまいりました。いくつかの関門をスムーズに切り抜けるコツがだんだん判ってきました。手術所用時間も短縮してきました。

今年はいろんな新しいことにたくさん取り組みました。強膜内固定はそのうちの一つです。その他、LASIKにおけるフェムトセカンドレーザー、多焦点眼内レンズのレンティス、ルテビタアイ3の製作、抗VEGF抗体の適応拡大などがあります。

抗VEGF抗体の硝子体注射は増加の一途をたどっています。このままだとパンクしかねない状況ですので、来年度以降、医師の増員を計画しています。また、診療所の物理的制約もなんとかしたいのですが、こればかりはもう少し時間がかかりそうです。

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