みんな

いつの時代も、親と子の間で交わされる会話。それは「みんな持っているんだからアレ買って!」とせがむ子供に対して親が、「みんなって誰なのっ!全部名前をあげてみなさいっ!」
ほとんどの場合仲間の10人のうち3人くらいが持つようになると「みんな」になる。「みんな」の正体は多くて3人、普通で2人、下手をすると1人だけの時すらある。と、エッセイストの酒井順子さんの本にありました。



そう言えば我が家にもこの手の話は山のようにありましたっけ...

息子達が中高生の頃は年に5回も定期試験があり、それ以外にも実力テスト(実力ないのに)、宿題テスト、小テスト等々。その答案用紙が返ってきた時の話。

点数がまあまあ〜良い時は聞きもしないのに「テスト返ってきたで!」「そう。で、どうやったん?」
「結構よかったわ〜」と平和な夕ご飯となりますが、悪い時は黙ってる。テストが返ってることはママ友情報で知ってるのに。
そこで私は「ねえ、この前のテスト返ってるんでしょ?」「.....」「どうやったん!(声が恐くなる)」「....」

「みんな悪かってん(汗)」「そやから何点?」「....」「見せて。」「....」そして息子の口から恐ろしい点数が告げられる。「みんな悪かってんで、みんな」「なら、なんで平均点が78点もあるの?」

そうです。息子の「みんな」とはたぶん2〜3人のことだったのです。
その後の夕食は無言となっていました。
今はMダックスのはるちゃんをよしよしする平和な毎日です!                  YT