合奏

今週も月曜日がお休みのためか、外来がとても混雑しています。立ってる患者さんがおられるとさすがにまずいということで、補助椅子をお出ししています。そもそも、待ち合いの場所が狭すぎるのが問題ですが、こればっかりは簡単に解決しません。もっと大きな殻を常に考えてはいるのですが。地方の眼科だと簡単に立て替えをされているのが羨ましくもあります。

今日も昨日に引き続き、お昼から白内障手術を行ないました。20例のうち4例で多焦点IOLを使用しました。

お正月は遠出をすることもなく、家でゆったり過ごしました。この年齢になってくると、自宅がいわゆる「実家」ということで、息子家族などが来てくれます。賑やかしいことです。

空いた時間は主に読書とピアノ練習をしました。ピアノで新しい曲を弾くということは、楽譜を追っていても多少なりとも記憶に入れてゆくことも必要ですので、認知症の予防に最適です。プロのピアニストで認知症になった人は知りません。たいてい、心不全で大往生します。ピアノを続けるのは健康を維持する上でとても大切です。

独奏曲をきちきちと練習するのは大変ですし、心が折れる時もありますが、幸い、「合奏を一緒に」と言ってくれる人がおられますので助かります。合奏だと期限を切って練習できますし、独奏曲よりも簡単だからです。

正月休みの間は息子たちと合奏を楽しみました。長男のチェロと会わせてシューマンの幻想小曲集、次男のバイオリンも加えて、メンデルスゾーンのピアノトリオなど弾きました。

ちょっと後輩の眼科の先生とはちょくちょくバイオリン曲を合奏しています。次回合わせる予定なのは、ブラームスのバイオリンソナタ3番やドボルザークのロマンチックな小品などです。

どちらもとても奇麗な曲ですので、自分で弾いていてうっとりすることもあります。

なにせピアノがスタインウェイまたはベヒシュタインですから、とても奇麗な音が出ます。

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