Lentis Mplus

昨日、および本日は午後から白内障手術が行われました。最近はなぜか、多焦点IOLの希望者が増えています。たいてい、多焦点IOLについてかなり詳しい知識をお持ちの場合が多く、こちらからの説明も以前に比べ、すごく楽になっています。

ネットで発信される専門家による記事が、かなり正確な知識を提供しているようです。ネット社会ならではの現象です。

先日はなんと、「レンティスというレンズを使ってくれますか?」と言われた患者さんがおられました。これは日本では未認可の屈折型多焦点IOLですから、保険との併用(高度先進医療としての扱い)が出来ません。それにもかかわらず結構普及してきているということは注目です。

通常の同心円分割の屈折型とは異なり、レンズを上下に分割して二種類の屈折のレンズを組み合わせていますので、見え方が瞳の大きさに左右されにくいとされています。また、患者さんに合わせた乱視矯正が入ったレンズをオーダーできるというのも大きな特長です。

この夏から西日本での代理店が出来るとのことですので、当院でも採用する予定にしています。

ST