レンティスとテクマル

今日はお昼から白内障手術を20件行ないました。そのうち5件でレンティス、2件でテクニスマルチ(テクマル)を使いました。1日で7件の多焦点IOL移植は過去最高です。

今、当院のホームページを見直している最中ですが、説明で困るのは、白内障手術、多焦点レンズ、老眼手術をどう記載するかです。

当院でお勧めしている老眼手術=レンティスの移植手術ですので、これらはたとえば白内障手術、同(多焦点IOL使用)、同(レンティス使用)とでもすべきもので、実際、今のホームページではそのような内容になっていますが、これだと、患者さんへの訴える力が弱いような気がいたします。

理系の頭ではこのような分類になってしまうとしても、一般的には白内障手術と老眼手術が一緒とは考えませんので、これらを判りやすく説明するよう、苦心しているところです。

レンティスが老眼手術に使えるのは、遠方、近方とも裸眼視力が出やすいからで、このレンズの光学特性が優れていることと、乱視矯正が出来ることが大きな理由です。

老眼手術では、白内障ではなく透明水晶体で(矯正視力良好で)老眼のある正視の眼で治療効果があることが前提です。それだけにレンズの光学特性が非常に重要ですし、手術そのものにも正確性が要求されます。

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