眼内レンズの度数計算

白内障手術で使用する眼内レンズ(IOL)の度数は、以前にご紹介したIOLマスターがほとんど自動で計算してくれます。
とはいうものの、やはり難症例では計算通りにはいきません。
難症例とは、たとえば円錐角膜などの角膜形状異常眼、超長眼軸もしくは超短眼軸長眼や、IOL度数ズレに対する補正などです。
こんな時によくお世話になるウェブサイトがdoctor-hill.comです。
この分野の偉大な権威であるHill先生が、いろいろなケース別ごとの対処法や、IOL度数計算式についての見解を発表されています。
今日は、IOL挿入眼に対するadd-on IOLの度数を検討する際に参考にさせていただきました。(piggy bag IOL)
これから増えてきそうなレーシック術後眼の場合にもとても有用です。
とくに登録なども不要で利用できるので、大変感謝しています。
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