前眼部OCTが先進医療に

当ブログで何度か紹介したこともある前眼部OCT検査が、この連休明けより評価療養として先進医療に認定されることになりました。

これにより、角膜、水晶体疾患、緑内障などの患者さんで当検査が施行され、医師により説明を受けた場合、保険の自己負担金とは別に、検査代金として3000円をお支払いいただくことになります。

評価療養とは厚生労働省が認めた「先進医療」で、いずれ保険収載するという目的で「評価」するということでしょうか。医療機関が地区の保険局に届け出ることにより、保険医療と併用して実費を請求できるようになります。実質的に混合診療ということになります。

前眼部OCTは、角膜混濁や変性、LASIK後のフラップ、閉塞隅角、角膜厚マップ、などなど、多方面にわたり威力を発揮します。LASIKの適応検査、白内障手術の術前検査、緑内障手術の術前術後検査など、数え上げればキリがありません。

当院では、患者さんが知らない間に当検査代金の請求がなされることのないよう、クリニカルパスを確立しております。


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