「備え」

「備え」と言えば、先ずはやはり災害への「備え」。16年前の阪神淡路大震災の後「非常持ち出し袋」を用意して、しばらくはベッドサイドに。 そのうち段々と私から遠ざかり、いつの間にか押入れの中、奥深くに押しやられていました。 しかし、3月の東日本大震災の後、久しぶりにひっぱり出された「袋」は埃まみれで、中味は賞味期限切れの乾パン、パリパリに乾燥した濡れティッシュ、等々。「非常持ち出し袋」は定期点検が必要だと反省しました。

そして、災害の備えの次に大切なのは「老後の備え」(20代30代40代にはわからないでしょうが)と思うのです。日本人の寿命は今や男性:78.5歳、女性:85.5歳となりました。女性は途中経過はどうであれ、独りの老後を過ごす可能性はとても高いのです。

老後を快適に過ごすポイントは3つの自立だそうです。

1)経済の自立  2)健康の自立  3)精神の自立

経済の自立は、言うまでもなく自分で自由に使える貯金(ヘソクリとも言う)を持っておくこと。

健康の自立は、若い時から心がけておくことをお勧めします。女性は膝痛に気をつけないと旅行も、食べ歩きも、観劇も楽しくなくなりますから。若い時から運動の習慣をつけておくとよいそうです。(散歩、ジョギングでもOK)

精神の自立は、特に子供のいる人は要注意。子供に精神的依存をしないように、同世代の友達を大切に、独りの時間を楽しめるよう心がけましょう。

「備えあれば憂いなし!」


Y.T