偶然

ある日のことです。
昼休みの1〜2時くらいに連絡することになっている患者Aさんに、予定通り電話してみましたが留守でした。
夕方になって、そのAさんから電話がかかってきたと言われ、電話に出てみました。
Aさん:「昼間に電話をもらうことになってたんですが、かかってきていません。」
私:「(あれ、電話かけたのに!?もしかして番号を間違えたかな??)申し訳ありません。例の件ですが...」と、話してみると、なんだか話が合いません。
もう一度、改めてお名前を確認させていただくと、なんとそれは別の患者Bさんでした。
たまたま同じ時間帯に、他の職員がBさんに連絡することになっていたようです。


数日後のことです。駅のプラットフォームにて...
私が新幹線に乗ろうとしたとき、老眼で切符の文字が読めないと思われるおばあさんが近づいてきて、
「ちょっと、この切符の文字を読んでくださいませんか」
と頼まれました。見てみると、座席番号が私と全く同じです!
私:「(え、たしかにこの扉から乗ってもらったら丁度いいんだけど、でも、自分と同じ席なのはナゼ?ダブルブッキングか??)え〜、、ここから乗ってもらえば良さそうですが、でも......(‥;)」
と、早く乗り込まなければならないのに、頭の中はプチパニック状態です。
もう一度しっかり見直してみると、そのおばあさんの切符はもう一本後の列車でした。


こんなちょっとした偶然も、何も起こらなかったのでただの小話です。
でも、こんな小さな偶然がたまたま重なったときに事故は起こるとされています。改めて気を引き締めていこうと思いました。

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