童話

 若手芸人の漫才ネタによく『童話』をベースにしたものがあります。
物心つきはじめの子供に『読み聞かせのお話』の本があり、お馴染みの話が並んでいます。

まず取っ掛かりは『おむすびころりん』
かわいい挿絵でほんわかしてそうな感じでしたが、読み始めると “ ? ”
正直おじいさん、ころがったおむすび追いかけてねずみの住かに入り、お餅をもって家に帰る話ですが、これって『窃盗』
世が世なら “10年以下の懲役・50万円以下の罰金”
この話は子供に笑顔で聞かせてはいけないと思い、妥当なところで『桃太郎』


昔、昔あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしていました。
おじいさんは山へ シバ刈に、おばあさんは川へ洗濯に、、、、、、、と調子よく読み進めておりましたが、クライマックスのところで桃太郎が鬼をやっつけて財産持って家に帰る件は『強盗傷害』『強盗致傷』
現在なら“無期懲役または6年以上の懲役”
抑揚をつけて楽しく、やったね!口調で読んでよいのでしょうか?????
凶悪的な表現は「ムニャ、ムニャ〜」と誤魔化し、読み終えました。
 外国の童話も『3匹の仔豚』は狼を釜茹でにするし、『七匹の子やぎ』や『赤頭巾ちゃん』は狼の麻酔なし帝王切開なんて結末で読めなくなりました。(挿絵も流血状態)
今は『心あたたまるおはなし』という人畜無害なところに落ち着いております。
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