流行性角結膜炎

流行性角結膜炎(はやり目)は、アデノウイルスによる疾患で、ウイルスにより汚染されたタオル、ティッシュペーパー、手、洗面器などに触れることによって感染する疾患です。


8〜14日の潜伏期を経たのち、目やにや流涙、まぶたの腫れ、耳前リンパ節の腫脹などの症状が出ます。

非常に感染力が強いため、

手で目をこすらない
はやり目の罹患した人とそれ以外の人で、手や顔を拭くタオルを分ける
患者さんもその家族も流水でよく手を洗う
目を手やタオルで拭かず、ティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使用する
お風呂は患者さんが最後に入る

等の配慮・注意が必要です。


年間を通じて、感染される方がおられますが、国立感染症研究所によると、5月第2週にはやり目にかかった患者さんの数が、過去10年間で最多だったそうです。症状が出現していなくても、普段から上記の注意事項は気を付けておきましょう。


TN