今週は角膜に関して嬉しいニュースがありました。
なんと、角膜の内皮細胞を培養して移植することに世界で初めて成功したとのことです。（京都府立医科大学眼科のホームページ）
すでに術後３人の視力回復が得られているとのことで、とても期待できそうです。
私も角膜移植に携わっておりましたが、術後の拒絶反応や移植片不全などのなかなか避けては通れない合併症に悩まされましたので、このような新しい治療が登場する日を待ちわびていました。
現在のところは他人の細胞を用いているとのことですので、今後はさらに発展させて、自己細胞による培養移植が成功することを願っています。
（3月8日京都新聞の記事の図です）
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