スマホの色覚アプリ

先週、6年近く使用した骨董品レベルの携帯電話がついに故障して、これを機会に最近流行りのスマートフォンなるものに替えてみました。
とりあえず一週間使用した感想としては、「電話というよりパソコン」ですね。実際、今持っている6年前のノートパソコンよりスペック的にも明らかに上回っていると思います。科学の進歩はすごいと改めて実感しました。
さっそく眼科関連のことにも役立たつかと思い検索したところ、はじめにヒットしたのが色覚関連のアプリです。
まずは色覚検査。英語のアプリですが石原式の検査表です。やはり世界で広く用いられているんですね。

ディスプレイの色相や設定にかなり左右されそうですので、あくまで参考程度の簡易検査です。
そして驚いたのが、色覚異常を体験できるアプリ「色のシミュレータ」

スマホのカメラでリアルタイムに、今見ているものをこのように映し出すことができます。左上が正常、右上と左下が頻度の多い赤緑色覚異常(それぞれ1型、2型)、右下は頻度の低い青黄色覚異常(3型)です。
実際にはかなり個人差があり、このシミュレータはかなり重度の場合を想定していると思います。
現実にはここまで極端な見え方ではないかもしれませんが、ある程度の疑似体験はできますので、これによりどのような色の組み合わせの場合に色覚異常の方が見にくいのか、どのような色使いをすればよいのか、などを想像することができるようになります。
特に、同じくらいの濃さの赤系統と緑系統の色の組み合わせが見分けにくいことが良く分かりました。
また役に立ちそうなアプリなどがあれば紹介していきたいと思います。
Ft