調節可能IOL

すでに先月のことですが、伊藤忠が米国の眼内レンズ(IOL)開発ベンチャー企業に出資したという記事をみかけました。(http://www.itochu.co.jp/ja/news/2011/110425.html
現在用いられている多焦点眼内レンズは、焦点が遠くと近くの2箇所に合うように光を配分する構造になっています。これに対して、このベンチャー企業の開発するIOLは、埋め込まれたICチップが液晶のシャッターの開閉を行うことで絞りを調整し、焦点の調整が自動で可能であり、しかもIOLは眼内に入れたままで非接触充電が可能とのことです。
万が一、眼内で故障してしまったらどうなるんだろうという心配はありますが、発想はなかなか面白いですね。開発がうまくいくことを期待しています。
Ft