ピアニストあれこれ

今日は昼からLASIKを何件か行いました。

LASIKはいつの間にか美容外科の専売特許のようになってしまっていますが、眼科手術のひとつであるのは間違いありません。当院のホームページにも書いてありますように、白内障手術とどちらが適応か迷うことも多く、また、多焦点IOL移植後のタッチアップに必要となるなど、眼科手術専門施設ならば普通に行うべきprocedureだと思います。

当院ではこれからもLASIKを重要な一部門と位置づけてまいります。

昨日ご紹介したブレンデルを’ゲルマン系’ピアニストと書きましたが、非ゲルマン系といえば、もちろん日本人、韓国人、中国人などがおりますが、最も多いのはユダヤ人のピアニストです。

ホロヴィッツルービンシュタイン、グールド、ゼルキンアシュケナージバレンボイムなどなど、いちいち挙げればきりがないほどです。バイオリニストについてはもっと極端で、戦後の有名どころのほとんどがユダヤ人と言っても過言ではありません。

子供の頃、単純に「ユダヤ人はすごいなあ!」とただただ尊敬するばかりでした。

しかし、今になってよく考えると、欧米の芸能界(ハリウッド)、マスコミがほぼユダヤ系で固められているという事実があります。芸能マスコミを味方につけることにより、一般の人よりも簡単にデビューできたはずということがあります。

話はそう単純でもなかったのです。

ユダヤ系のピアニストは表現が素人受けしやすく、やや派手目という感じがします。前出のピアニストをバックハウス、ケンプ、ギーゼキングリヒテルミケランジェリ、フィッシャーなどと比べると、その傾向は歴然ではないでしょうか。

戦後、日本の音楽雑誌では「アメリカ系」と「独墺系」という具合にピアニストを分類しておりましたが、前者が実はユダヤ系ということだったのですね。

ST