プリザーフロマイクロシャント

プリザーフロマイクロシャントという新しい緑内障バイスが使用可能となり、当院でも導入しています。

 


従来の濾過手術に比べて、眼圧下降効果は劣るものの、低侵襲で、手術時間の短縮、簡便な術後管理が可能で、負担の軽減が期待できます。

 


先々週、今週に施行した症例では、手術翌日〜1週間の時点では10mmHg前後と、ちょうど良い眼圧に下降しており、経過は良好です。

これが長期を渡って維持できればいいですが、今後デバイス内腔の閉塞による眼圧上昇や、角膜内皮障害、濾過胞の維持管理に注意しつつ、経過を観ることになります。

 


TN