新しい日本酒

ずっと気になっていた伊根満開。

重要伝統的建造物群保存地区に指定される舟屋の町・伊根にある、創業宝暦4年(1754年)の酒蔵のお酒ですが、ようやく飲むことができました。

 


古代米の一種である赤米を使用されており、鮮やかな赤色の日本酒で、ワインのようにほのかに甘い果実味のような甘酸っぱさと、とろけるような濃厚な味わいが特徴のお酒です。

冷酒だと、甘みと渋みが際立ち、燗だと渋み苦味が減り甘みが強くなり、ホットワインのような味わいに。

ソーダ割り、ロックだと、より爽やかになる、癖はあるけれど、美味しい面白いお酒でした。

 


日本海は荒々しいイメージですが、伊根湾は入口にある「青島」が防波堤の役割を果たしているため、風の影響を受けにくく、波が穏やかで、時間がゆったりと流れていくような美しい景観だそうで、そこで飲む『伊根満開』は、また格別なものでしょう。行ってみたい旅行先がまた一つ増えました。

 


TN