黒枝豆収穫

今年も毎年恒例の黒豆収穫に行ってきました

秋祭りの頃になるとお正月に食べる黒豆を成長の途中のさや豆(枝豆)として食べる『丹波篠山黒枝豆』は、10月の約2~3週間ほどしか食べることができないため「幻の枝豆」とされています。

地元でだけ食べられていた枝豆でしたが漫画「美味しんぼ」、昭和63年に開催した21世紀公園都市博覧会「ホロンピア’88」で、丹波篠山黒枝豆の大粒でほっこりした甘い美味しさが全国に広がりました。

【育つ枝豆】購入する時期によって見た目・味わいは大きく変化。

販売解禁日よりも早く販売されている黒枝豆は「早生」の品種で、「丹波篠山黒枝豆」と味や品種が異なります。(紫ずきん、黒っこ姫、茶っころ姫、ひかり姫など)

丹波篠山黒枝豆の販売期間ごとに味わいの変化。

10月初旬【初摘み】

フレッシュな味わいで甘さ弱めキレイな緑色で枝豆の大きさ、サクッとした歯ざわり。茹で時間の目安は10分~15分。

10月中旬【仲摘み】

爽やかさと旨味のバランス。鞘や豆が黒っぽく、一般的な枝豆より少し大きい、プリッとした歯ざわり甘みが強く日本酒、ビールに良く合う。茹で時間の目安は15分~20分

10月下旬【晩摘み】

色も歯ざわりも黒大豆に近づき甘味と旨味が濃厚な味わいでもっちりした歯ざわり、さやが黄色っぽく豆は紫~黒っぽくなる(アントシアニン)普通の枝豆よりかなり大きく、おやつとして食べたり豆ごはん(ごはんがお赤飯のような色になる)に。茹で時間の目安は20分~25分。

11月からお正月の準備に入ります。

11月中旬には完全な黒大豆となり、乾燥し選別を経て、

お正月の黒豆料理となる。高級料亭や百貨店のおせちとして「丹波の黒豆」「丹波篠山産黒豆」で販売されています。日本の伝統食「おせち」に欠かせない黒豆です。

丹波篠山へ是非遊びに来てください。

R・I