ようやく

2020年に始まったコロナ騒動はようやく終焉を迎えつつあります。もちろん、未だに毎日の感染数をカウントすればそれなりの数になりますが、昨年後半からはインフルエンザよりも軽症ですむことが明らかになっており、感染しないに越したことはないものの、それほど恐れることもないことが周知されてきたからです。

 

海外では昨年春からコロナを特別視しなくなっていたのですが、ここ日本でもようやく、この5月8日をもって(それでも何カ月も先ですが)晴れて5類へと見直すことになりました。

 

当院に来られる患者さんにお伺いしても、昨年秋ごろからはコロナよりも自分の病気の治療を優先させたいとのお考えの方が圧倒的に増えてきたように思います。

 

「5年ぶりに来ました」とかの患者さんが多いです。白内障で両眼とも視力が(0.1)以下に低下していたり、白内障と思っておられても実は緑内障の視野進行が加速していたり、糖尿病のコントロールが不良で黄斑浮腫による視力低下を来たしていたりなど、視力低下の原因は様々なものの、受診遅れによる悪化が目立ちます。これも今後徐々に解消されてゆくことでしょう

 

幕ノ内が明けてから、一層忙しくなってきました。外来、手術室ともほぼフルに稼働しています。

 

こんな状況に対応していくべく、今年は診療スペースの増築を考えています。

 

ST