先手と後手

テレビで、アフターコロナと称し、徐々に日常を取り戻しつつある外国の様子を見る機会がありました。

各国それぞれ事情の違いがあり、どこも色んな努力をした結果でしょう。

その中でも島国の日本と似通った条件の台湾は、コロナ対策において、非常に成功した国と言われ続けています。

 


そんな台湾でも、新規感染者数は増加傾向にあるらしいです。

直近で、一日当たりの、海外渡航歴の無い感染者数が、過去最高の数になったそうです。

 


しかしですよ、その数が驚きです。

16人!です。

 


台湾全体で、16人。。。

今までの総感染者数は、1231人、死者は12人とのことです。。。

日本は総感染者数66万1931人、死者1万1214人。

ワクチンの効果と思いきや、ワクチン接種率は日本の約4%に比べて、0.4%とむしろ低いようです。

 


台湾の面積は九州の0.8倍、人口は2353万人。

一番大きな街である台北市の人口密度は、9593人/平方km (大阪市は、11960人/平方km)

決して小さい地域ではないのに、この感染者の少なさは驚愕です。

 


優れたリーダーが、優れた政策のもと、優れた発信をすれば、成功を収め、片や、毎度後手後手の水際対策したり、住民投票を行ったり、積極的に政治資金パーティを開いたりするところでは、想像を絶する感染拡大に至る。やり方次第で、ここまでの相違を産むんですね。

 

TN