祈り

日本では6月1日から少しずつ以前の生活が戻ってきました。

いえ、戻そうとしています。でも、海外ではなかなか日常が戻りません。

アメリカでは新型コロナ感染が収まっているやらいないやら...その上

各地でデモ、暴動が起きているとか...

心配で息子に連絡したら、幼稚園は休校のままだし、息子はテレワークが

続いているそうですがまあ、普通に暮らしていると聞いて一安心。

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同じアパートの子とも遊べません(ロミオとジュリエット)Portland

Norwayの息子は来週からSwedenのLund大学に赴任となり2歳の娘

3歳のポメラニアン茶々丸→犬)を連れての引越しで頭から湯気を出して

います。北欧は早くにロックダウンして4月には幼稚園や小学校など

教育現場は感染対策を取りつつ再開しています。

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4年4ヶ月暮らした初夏のOslo

息子たち家族のことは本当に心配ですが今はどこへも行くことが

叶わず、皆の無事をただただ祈る事しかできません。

 

「祈る」と言えば、皆さん覚えていますか?

2019年5月の坪井眼科開院25周年の職員旅行を。

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2019年5月26日長崎に出発!

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黒崎教会

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大浦天主堂 信徒発見の舞台


出津(しつ)教会の主任司祭様のマルク・マリー・ド・ロ神父様のことを。

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ド・ロ神父

ド・ロ神父様は28歳で両親と今生のお別れをして来日されました。

フランスで身につけた農業、印刷、医療、土木建築、工業、養蚕業

など広範な分野に渡る技術を外海(そとめ)の人々に教え、2度と祖国の土を

踏むことなく日本で生涯を閉じられました。

ド・ロ様もすごいですが、息子を送り出したド・ロ様のお母さんも偉いな〜

と感心します。私にはそういう覚悟は無いので、せっせと息子家族にライン、

メールを送り、日本郵便が海外小荷物引き受け停止になってからは

DHLに荷物の申込をしています。

(びっくりするほど高い料金ですがアメリカには1日で着きます!)

世界中が1日も早くもと通りは無理でも、もう少し穏やかな日常が戻りますように。

ちなみに実家は真言宗で婚家は浄土宗です。今は、「南無阿弥陀仏」です。

Y.T