息子家族がアメリカ・オレゴン州に行ってから早くも一年半が過ぎました。その殆どが新型コロナウイルス感染症との共存です。孫達は数ヶ月に渡り自宅での生活を余儀なくされました。人生の大切な時期を適切な初等教育が受けられず、外出も出来ず、英語はおろか日本語すら怪しくなるのでは?...と心配になりBBA(私)は毎週末にSkypeで「絵本読み」をすることにしました。
毎週絵本を読んで(日本語の)会話をしたり、しりとり遊びをしたりしているうちに、現地の幼稚園が再開して5歳と3歳の孫達は午前9時から午後4時まで園で過ごすことになると...子供の脳はスポンジです!あっという間に英語を話すようになりました。
それも、ほんまの発音で❕あんまり、ほんま過ぎて私の耳がついていかない💦
ある時、絵本の中にこうもりの絵が。3歳の孫息子が「これはbat」と言いました。
「そうやね〜これはバットやね」と言うと
「No, bat」と、孫息子
「そやから、バットでしょ?」と、私
「No! bat!」と孫息子。何回言い直しても私の発音にNGが出ます。
そうです!私達、日本人には出せない音があるのです。
私の「バット」はあの子達の耳には「but(しかし・野球のバット)」と聞こえるそうです。こうもりの「バット」は日本語では表記出来ないけれど、あえて言うなら「え」の口で「あ〜」と発音する感じの音です。batと butの違い出来ますか?
日本語には無い音が英語にたくさんあるから、英語のまま(ありのままで〜♪)で学習するべきなのです。決して「カタカナ音」に直さないでね。
本当にあった話(昭和50年代)
高校の英語の授業で、英語の先生がある単語を言いました「アンパン食うちょる」
生徒達は「何やろ、アンパンを食べているって意味」か...と思いました。
本当は「punctual」形容詞 時間を守る、時間に正確な に否定する接頭語「un」
がついた「unpunctual」のことだったのです。
私が思うに、英語学習をカタカナとローマ字が邪魔しているような気がします。
Y.T