ジェビ台風

「大型で強い」台風21号が大阪を直撃し、大きな爪痕を残しました。こんな経験は半世紀ぶりです。この台風の名前はJebi(ジェビ)と言います。

ただ、半世紀前よりは気象の予報が正確になったおかげで、「火曜日の午後にくる」ことが分かっていましたので、予定を立てやすかったのが幸いでした。昼までに手術および外来をすませ、午後は休診とする方針を前日に決めておくことができました。

当日行ったのは網膜剥離および緑内障の手術で、緊急性があり延期できないものでした。職員の半数近くが通勤不能でしたが、なんとか外来および手術を午前中に終え、ジェビの来襲前に職員を無事に帰宅させることができました。

今日水曜は普段と変わりなく、午前の外来は3診、午後の手術は19例をこなすことが出来ました。

昨日の夕方、自宅付近を見回ると、トタン屋根は言うに及ばす、重たい瓦も一部飛ばされており、公園や庭の樹木がなぎ倒され、壁が飛ばされた家もありました。

各所で信号機が歪んだり倒れかけたりしていますので、交通渋滞が発生しています。社会インフラの回復には、かなりの時間を要するものと思われます。

蓋を開けてみれば、最も大きな被害は関空でした。関空を失った影響は、今後じわじわと出てくることでしょう。出来るだけ早い復活を願います。

ST