近視

以前行われた世界各国の住民研究によると、近視・強度近視の人は世界中で増えており、2050年までに世界中で50億人が近視になると予測されることが判明したそうです。
その頃の人口は約100億人で、2人に1人が近視ということになります。2010年の割合と比較すると、2050年には約5倍にも増加する計算になります。

近視は、裸眼で見えにくいだけでなく、将来網膜剥離や近視性黄斑変性緑内障などいろいろな眼科疾患につながる可能性があります。
幼少の頃からスマホやゲームで近距離を見つめる作業が増加したり、屋外で紫外線B波を浴びる量が減ることで近視が進みやすくなると言われています。
黄斑変性症のサプリメントとして知られているルテインの摂取することで、軸性の近視が予防できるという可能性や、角膜形状を矯正するコンタクトを就寝時にだけ装用するオルソケラトロジーでも、近視の進行が予防できる可能性が指摘されています。

ほかには民間療法も色々とあるようですが、医学的な根拠がないものが多いですから、まずは、外で遊ぶという子供らしい生活を心がけるのが一番の方法かもしれません。

TN