ガラパゴスジャパンー2

昨日の続きです。カタカナでも元の発音に近い表記が可能です。国語学者の言うことは無視して、英語学者あるいはネイティヴ スピーカーのsuggestionにより、カタカナ表記を全面的に見直すことを提案いたします。英語に対する日本人の垣根を取り除くために。

もう一つ、ローマ字教育を本日は取り上げましょう。

今はどうか知りませんが、小生が小学5年生の時、ローマ字が学校で出てきました。a i u e o ka ki ku ke koとか読むやつです。アルファベットが出てきましたので、当時私は「これが英語か?」と早とちりして、先生に尋ねました。「先生、これは英語ですか?」先生は「英語みたいなもんや」とのこと。

ところが、中学校へ入学してa b c d e はエイ ビー シー ディ イーと読むこと、「これは本です」は英語で「This is a book.」ということを習いました。「ko re ha ho n de su」が「英語」と思い込んでいた者にとって、目から鱗というか、クエスチョンの連続でした。

それからNHKラジオ講座などを聴いて、本当の英語を学ぶことになりました。

頑是無いガキにローマ字を教育する意味はあるのでしょうか。全くありません。日本語をアルファベットで表記することは全く意味がないどころか、小生のように英語と誤解して、回り道してしまうことがあります。

しかも、ここでも本当の発音から遠ざかった、実に教条主義的は教え方がされます。コレハホンデスを実際の発音どおり英語表記するとすれば、korhe woah hong des とでもなるはずですが、ko re ha ho n de su と習います。全く無意味な文字の羅列です。

ガラパゴスジャパンの2、それはローマ字教育です。まだあるとすれば即刻廃止していただきたい。

カタカナといいローマ字といい日本には英語教育の妨げとなる装置がふんだんにあります。1945年から7年間のアメリカによる占領時代に、日本語を守ろうとした先人の努力かもしれませんが、今となってはちょっと時代遅れですね。

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