お盆の帰省

お盆休みに徳島の祖父母宅へ帰省いたしました。
台風11号の影響でお庭の小屋の屋根が飛び、床下浸水だと聞いていたので心配していましたが、
幸いお庭以外目立った被害はありませんでした。
台風のとき、雨はどしゃぶりで家の前の道は川のようになっており、
祖父は玄関に座って道路から押し寄せる洪水の波が玄関に入ってくるたび、バスタオルで受けていたそうです。
「ずっと見張ってたから床下で済んだぞ」と胸を張っていました。
祖母に今度からは避難した方がいいよ、と言うと、
「他人と同じ部屋でいると気を遣うから
近くの愛宕山に登ろうと思ってる。
山頂の祠は鍵がかかってて入れんけど、
ひさしがちょっと出てるし合羽着て座っとくから大丈夫。」と。
まず手押し車での山登りが無謀で・・・返す言葉が見つかりませんでした。
祖父母宅は、玄関前に階段2段、玄関から上がるのにさらに2段あるのでギリギリで床上浸水を免れましたが、
避難所の小学校も近所の家も床上浸水で畳や布団、電化製品が外に捨ててありました。
家を建てるときは少しでも床を高くするべきだと実感いたしました。


お盆といえば盆踊りで、徳島の盆踊りは阿波踊りなので毎年楽しみにしています。
今年は台風被害があったので、体育館の中で開催されることになりました。

田舎なので小さい連ばかりでこじんまりとしていますが、
ひとりひとりに見せ場があり、お囃子も凝っているので飽きさせません。
最後は観客も入り乱れての総踊りで、小さな子供からご老人まで楽しそうに踊っていて
幸せな気持ちになれました。

今年は各地で局地的な豪雨が相次いでいますので、多くの人が早めに避難して
これ以上被害者が出ないよう願っています。

M・S