臨床眼科学会

先週末は臨床眼科学会で横浜でした。横浜ではおいしい中華料理を食べたり、脳科学者の茂木健一郎先生の講演を聞いたりと、楽しいひと時でした。旧友の元気な姿を見るのも楽しみの一つです。最終日は出たがりの小泉元首相の講演があったそうですが、土曜の晩に帰りましたので、聞きませんでした。

専門領域の話では、当院で今年から始めたIOLの強膜内固定の演題がちらほらありました。やはり、この方法の良さが徐々に浸透してきているようです。

緑内障ではエクスプレス、白内障ではフェムトレーザー、網膜では抗VEGF抗体薬アイリーアなどがトピックスとなっていました。残念ながら、屈折矯正手術(LASIK)の分野では、ちょっと元気がない感じがいたしました。

同僚の眼科医でLASIKを止めたところも多く、経費がかかる手術が価格競争にさらされている現状がちょっと心配でした。

週が明けると、忙しい日常が待っておりました。あちらこちらから、大勢の患者さんに来て頂けるのは、ありがたいことと思っております。

これからも、一人ひとりの患者さんに、真剣に取り組んでまいりたいと思います。

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