雪の一日

先週末は大阪で珍しく雪でしたね。金曜日は海外出張の初日で関空へ向かいました。朝10時の飛行機に乗るべく、自宅から車で行くと、阪神高速道路が通行止のお知らせ。なんとかかいくぐって空港へとたどり着いたものの、案の定、飛行機はいつまでたっても出発しません。

高速の通行止めが解除され、乗客が集まってくるまでの待機と思われます。結局、5時間も待った挙句、ようやく出発となりました。

これは飛行機ではありがちなことで、別に腹をたてることではありません。しかし、関空で通関をすませて5時間も待機した経験はありませんでしたので、今回はじめて、関空の飛行場としての大きな欠陥に気づくことになりました。

一般にハブ空港と呼ばれるような空港では、飛行機の乗り継ぎが頻繁に行われるため、飛行場内(国際線では通関後のスペース)にて待合をすることが多くなります。そのため、レストランや売店、あるいはシャワー室や簡易宿泊所などが充実していなければなりません。

今回、関空では航空会社からの食券をいただいたものの、売店は当然ながら混雑の極みで、ちょっとした食事はすぐ売り切れてしまいました。メインターミナルに戻るという選択肢もありますが、飛行機がいつ出発するかわからない状態で出てしまうこともできません。結局、クッキーと飲み物だけで5時間も過ごすはめになってしまいました。

仁川や香港ではどうかといいますと、5時間くらいすぐに経ってしまうほど、(通関後のスペースにおける)設備が充実しています。日本では出て行く人と入ってくる人が決して混じり合わないように決められているからか、そのあたりのところがうまく機能していません。これでは、ハブ空港など遠い夢物語ですね。

留守宅でははるちゃんが大喜びしていましたよ。