当院の老眼手術

6月に入りましたが、昔のように梅雨のうっとうしさはなく、今日は秋晴れのような好天気でした。日本列島を取り巻く気候が変わって来たことを実感いたします。

毎月の始めは、新患が多くなります。一ヶ月単位で保険請求が行なわれるからで、たとえば、高額医療費でも月単位の計算ですから、月の始めに受診して、その月の終わりに加療が終了するとすれば、自己負担金が少なくなる理屈です。

今日も大勢の初診の患者さんにご来院いただきました。最近特に多いのが多焦点眼内レンズやレーシックを期待されて、「中高年になってもメガネなしで過ごせないものか?」と考えられる患者さんです。

当院のホームページでは「老眼治療」として多焦点眼内レンズ「レンティス」を紹介しています。レンティスは乱視矯正も入っているので矯正効果が高いからですが、タッチアップレーシックを併用しますと、乱視の患者さんでもテクニスマルチが使えます。これはレンティスに負けない老眼治療となります。

多焦点IOLの術後、遠視、近視、乱視が多少なりとも残りますと、裸眼視力が低下して本来の実力が発揮できません。しかし、タッチアップレーシックを行なえば、多焦点IOL本来の見え方が実現できるのです。

ということで、当院の老眼治療としては1)レンティス トーリック、2)テクニスマルチ(+タッチアップレーシック)ということになります。タッチアップは必ずしも全例に必要ということではありません(実際のところ、90%以上で必要ないです)ので、カッコがついています。

レーシックはとても有用で安全な屈折矯正手術ですが、難点は矯正度数が大きい例で使えないことです。角膜が大きく変形して視力の質に影響します。

しかし、矯正度数が±3D以下では、間違いなく最高の結果が得られます。したがって、タッチアップレーシックにおいて、その力が最高度に発揮されるのです。

今年になってレーシックの患者さんがやや増加の傾向にありますので、多焦点レンズの増加とも合わせ、タッチアップレーシックも増加するものと予想されます。

当院ではタッチアップレーシックを特別価格にてご提供しています

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