先週の週末、劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観に行きました。場所は京都劇場。大阪からは遠いようですが、劇場が京都駅ビルの中にあるのでとても便利でした。ただ、行楽シーズンの上まだ旅行支援も続いていますので、あちこちごったがえしており、乗車券を買うのにすら長蛇の列ができるありさまでした。
前にも書きましたように、この公演のための予習として、ヴィクトール ユゴーの原作「ノートルダム ド パリ」を読んでおり、公演の内容との差が気になるところでしたが、実際にはほぼ原作が踏襲されており、とても面白かったです。
劇団四季はいままでもいくつもの公演を観ています。今回も演出や演技、音楽などさすがと思わせるものがありました。特に、舞台装置が簡潔で、場の展開が早いのは、複雑な原作をミュージカルにするためにとても工夫されていると感じました。
細かい内容はこれから観る人のためにネタバレしませんが、とにかく、ノートルダムの司祭フロロのねじ曲がった愛情と、その養子で容貌怪異のカジモドの純情との対比が見事で、思い出しただけでもウルウルしてしまいます。是非一度ご覧ください。
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