久しぶりのアメリカ

この連休はほぼ3年ぶりに海外旅行をしました。しかも、アメリカ本土への旅行は留学地ミネソタへ家族旅行した時以来ですから、ほぼ20年ぶりです。オレゴン州ポートランドに長男家族が留学滞在しているのを訪問したのです。

 

アメリカの外観は昔と変わりありません。35年前にミネソタ州ブルーミングトンに2年半滞在していた頃とそのままです。ちょっと歩くと公園があり、一部は犬をノーリードで連れ歩くのがOK。家は戸建てが中心で、アパートは3階以上の階層ならエレベーターがついています。戸建は2階建て中心で、敷地の平均は300坪くらい。家の前に駐車スペースがあり庭は家の裏にあります(backyard)。

 

今回はAirbnbというスマートな民泊のおかげで、そのような戸建住宅を借りて息子家族と7人で滞在しました。オズヴェゴ湖を望む(lake view)見晴らしの良い立地です。近くにスーパーもありますので、生活には全く不便はありません。

 

湖の周りを取り囲むように住宅が建っています。ボートをつなぐ筏付きの家(water front)は人気で、取り合いになります。ポートランドを流れるウィラメット川の川岸にも同じような家が建っており、こちらはボートハウスといって、家自体が水に浮かんでいます。どちらも災害大国日本では叶わぬ夢です。

 

あっという間に日が過ぎ去り、帰りの日は朝5時起き。7時半にウーバータクシーが家まで迎えに来てくれました。空港まで30分。代金は50ドルでした。安かったのでティップを弾んだのはいうまでもありません。

 

アメリカは物価が高いとはよく聞きますが、外食をしなければ実感することもありません。人気の場所でも民泊を活用すれば安価に滞在できます。どこへでもウーバーが連れて行ってくれますし、食事を届けてもくれます(この点は日本もできるようになりました)。

 

9:19の飛行機でまずシアトルへ。シアトル着10:28。機内持ち込み荷物だけを持って空港内を電車移動し、国際線ターミナルから11:35発の羽田行き飛行機に乗り継ぎました。乗り継ぎ時間が短いことにご注目ください。

 

10時間のフライトで羽田に着いたのが翌日の14:00。羽田を出たのは19:15、伊丹着は20:30でした。ポートランドで朝の5時に起床してから実に24時間の長〜い1日でした。疲れた・・・

 

なぜこんなに時間がかかったかと言えば、羽田で未だに旧態依然の検疫があったからです(怒り)。アメリカへ行く時も日本へ帰る時も直前に指定のクリニックでPCR検査を受け、陰性証明をもらっています。また、ワクチン接種証明もあります。これは同じ。

 

日本を出る時はこれらの書類を航空会社が確認し、デジタル画面で宣誓書にサインさされますが、アメリカ到着時の空港での検疫は省略されています。しかし、日本では同じ書類を確認した後唾液による抗原検査が行われます。その結果が出るまで小1時間待機さされます。PCRの陰性証明があるのに何故?PCRの方が感度が良いはずでは?PCRの結果を信用できないのなら、何故わざわざ証明書を求める?疑問だらけです。

 

羽田で国際線から国内線に乗り継ぐ際、バスでの移動がありますが、この時、なんと、預けた荷物も一緒に移動しなければなりません。これは信じられない。預かり荷物は空港内では乗り継ぎの際、目的の飛行機まで届けてくれるのが世界の常識(シアトルではそうでした)。日本の非常識。

 

とにかく、帰りの超長旅により疲労困憊して熱まで出てきました。コロナ陰性を3回も証明して発熱とはシャレにならないですね。幸い、仕事まで余裕を持たせた日程だったので、仕事の開始までには治すことができました。コロナはもちろん陰性でした(4回目)。

 

アメリカやEUにならって、日本でももうコロナで騒ぐの止めませんか?

 

ST