昨日、本を一冊買いました。
砥上裕將さんの「7.5グラムの奇跡」という小説です。
ざっくり言うと眼科のお仕事系連作短編小説なのですが、主人公が視能訓練士なんです!
全国の視能訓練士の数は年々増加傾向ですがまだまだ知名度は低く、「視力検査をしているのは看護師さんだと思ってた」と言われることもしばしば…
自分と同じ職業が日の目を見ているようで嬉しい限りです。
(施設や検査内容によっては看護師さんが行っているところもあります。看護業務以外の検査的な知識も熟知していて実施できるなんて尊敬しかありません(*⁰▿⁰*))
病名や検査道具の名前などが出てくるものの、雰囲気で流せたり必要な部分には補足がされていたりと、職業の垣根なく読みやすい小説だと感じました。
また所々に眼科ならではの言い回しが使われており、実際に働いているとそれはそれでニヤリとできる箇所もあったりと読んでいて楽しい作品です。
一気に読み終えてしまうのは勿体無い感じがするので、少しずつ大切に読み進めていこうと思います。
s.m.