ニッポンの景観

アメリカ生まれのアレックス・カー氏はイエール大学日本学部卒とオックスフォード大学中国学部卒業、1977年から京都、亀岡に暮らし、日本の書、古典演劇、古美術などの日本文化の研究に励んでいる人です。

 

この日本を愛しているアレックス・カー氏が京都のような名所旧跡、美しい寺社仏閣がある都市でさえ電柱と電線が張り巡らされていて、いたるところに過剰な看板、旗、のぼり、があり、日本の美しい景観を壊していると、残念がっている本を読みました。

 

確かに、欧米に行くと何故か街並みはすっきりしているし綺麗です。ずっと日本にいると、電柱、電線、看板、それらが当たり前過ぎて気が付きませんでした。でも、この本のこの写真を見ると目から「うろこ」です!

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ノートルダム寺院→日本風ノートルダム寺院

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ダビデ像→日本風ダビデ像

この写真は、アレックス・カー氏が日本だとこうなります。と加工したものです。この写真を見て涙が出るほど笑いました!

 

そして、私も見つけました。毎日のモネちゃんの散歩コースにも、あるわ、あるわ...看板だらけ(今まで何も思わなかった自分にびっくり)

 

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まず公園の入り口ののぼり

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公園に入ってすぐ 

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また、出た 看板

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またまた、看板

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夏には蓮の咲く池にも看板あります

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遊歩道の使い方の指導?看板

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小学校の前ののぼり

これらは、公園を一周する間のほんの一部です。

 

看板、旗、のぼり、確かにこれが全部なくなったらスッキリするでしょうね〜。でもこれは日本人が親切でおせっかいという民族性なんじゃないか?と思ったりもしますが。名所旧跡のある所はちょっと考えた方がいいかも知れませんね。

 

そういえば、当院のトイレや待合、EVホールにも張り紙だらけです...(ちょっと整理した方がいいですね)

 

Y.T