お盆を挟んで、毎年8月中旬に少しお休みをいただいています。今年は今週の金曜日(11日)から来週の火曜日(15日)までです。
お休みの前だからか、外来が混んでご迷惑をおかけしています。当院は予約制とはいえ、新しくお見えの患者さんも多いので、なかなか時間通りにきっちりとはまいりません。飛び込み検査や処置など、眼科ならではの難しさもあります。その代わりと言ってはなんですが、一回の来院で最終診断がつき、治療を開始できるのがほとんどです。(もちろん、白内障手術などは予約制です)
今週は月曜、火曜と硝子体手術他を行い、本日は午後から白内障手術を20例行いました。
大学病院や総合病院ではなかなか半日に20例は行えません。手術室が他科と共用だからです。ところが当院では3つある手術室のうち二つを白内障手術にあて、1roomで手術している間に2roomで消毒などの術前準備を行なっていますので、時間を最大限に活用できます。
手術用器械、顕微鏡、およびスタッフが2倍必要ですが、貴重な時間には代えられません。また、大勢が手術に参加することによる問題意識の共有、手術教育も大切です。
毎週、白内障手術の日はさながら戦場のようですが、そんな中から優秀なスタッフが次々と育ってまいります。
ST