梅雨真っ只中でじとじとした湿気と戦う日々です。
職場で開催していただける予定だった屋上ビアガーデンでのお食事会も雨のため延期となり、残念な週末です。
 まだ、爽やかだったゴールデンウィークに実家から近い豊田市内の小原町方面へドライブに行きました。
釣堀のある「大福魚苑」というお食事どころでお昼をすることになり、行ってみると家族連れや友達同士の団体客で賑わっていました。
茅葺屋根のお座敷と日本庭園風の釣堀で釣れるのは「鱒」で、釣れたら調理して食べれるというので、甥っ子がはりきって釣りにかかりました。

数分で6匹の鱒を釣り上げ、塩焼きや揚げ物、お刺身にしてもらいいただきました。淡白な味の魚ですが、臭みもなく、濃い味付けをしなくても美味しくて、「鮎」に劣らないなという感想です。

「鱒」はサケ科に属する魚ですが、サケとマスの境界が厳密でないため、世界の国々により区分が異なるそうです。日本では淡水魚はマス、海産はサケ、小さいのはマス、大きいのはサケなどと単純に区分していたようです。その後、遺伝学の進歩により、様々な解析や研究が進められているようですが、分類においてはいまだ混乱が継続しているそうです。サケとマスは全然違う魚のように思っていたので意外でした。
 栄養面では癌やアレルギーの発生を抑えたり、血栓の形成を抑制する作用もあるそうで、美味しく、身体によい魚であるようです。
ちなみにシューベルトが作曲した「鱒」というピアノ五重奏曲ブラウントラウト(茶鱒)のことだそうです。
                                       I.K