〜想い出の仙台空港〜

先月の下旬に震災の影響を受け用事ができ仙台へ。
予定が急に決まったため飛行機が取れず、山形から仙台へ移動しました。
私にとって仙台は大切な人との出逢いの場所、その人のご先祖様が眠る場所であり、
たくさんの趣味仲間と出逢った場所です。
東日本大震災から1年と少し。どんな状況になっているのか・・・。
用事が終わった後、思い出の場所、仙台空港へも行ってきました。
仙台空港の周りには木がたくさん植えられ空港周辺のため空港設備があり、
その設備周辺にフェンスが設置されていましたが、
そのフェンスもなくなり、木もほとんどがなくなっていました。
海ではない場所にたくさんの貝殻が落ちていたりと
1年経った今も津波のつめ跡がまだしっかりと残っていました。

流されてきた漁船があちこちにありました。
少し分かりにくいですが道路の高い場所にある標識が歪んでいて、
こんなに高い津波がやってきたのだと改めて実感しました。
  

普段は湖などにいる白鳥が津波でできたであろう水溜まりで泳いでいました。
人の姿を見るなりものすごいスピードで近づいてきてその姿を見るととても切なかったです。

あんなに木がたくさんあった空港周辺ですが、
道路の柵も折れ曲がり何もない状態でした。

今まではテレビ等でしか被災地の様子を知る事ができませんでしたが、
実際に目にして一日も早くたくさんの幸せと笑顔が戻りますようにと願うばかりです。


           E・S