孤独の中の神の祝福

今日はクレシェンドさんから楽譜が届きました。クレシェンドは京都の楽譜屋さんで、豊富な品揃えと知識を誇っておられます。居ながらにして簡単に貴重な楽譜が手に入ります。

今日届いたのは、リストの作品集です。ハンガリーで出版されている全集のうちの9巻目で、お目当ては「詩的で宗教的な調べ」で、特にその第3曲「孤独の中の神の祝福」が、古今東西ピアノ曲中でも最も美しいのでは?と思わせるほどの名曲なのです。

CDでカツァリス、アラウ、ボレットなどの演奏を聴き、是非とも自分で演奏してみたいと思っていたのです。

早速楽譜をなぞってみますと、右手のさざ波のような音が、実は結構幅広い音域であることがわかりました。10度が余裕で届くならば、比較的簡単に弾けます。

ここではアラウの演奏をお聴きください。

後半はボレットの演奏をどうぞ。

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